ERP(統合基幹業務ソフトウエア)をはじめとした企業向けソフトウエアで知られるSAP。同社は1972年にドイツで創業。今では世界50 カ国以上に拠点を置き、5万人を超える従業員が所属するまでに至っている。日本法人のSAPジャパン株式会社だけでも、1200人もの人員を抱えるソフトウエアベンダー大手である。採用担当の黛武志氏に、同社のビジョンと求める人材像などを聞いた。
技術的革新と業界・業務の専門性で
お客様に貢献
IT業界では、常に何らかの革新が起きています。最近では、クラウドコンピューティングによるソフトウエアの利用やサービスの提供が話題になっています。また、モバイルデバイスの革新によってITの使われ方も様々な広がりを見せています。はるか昔、ITは専門家のものであり、彼らだけが彼らの机上で利用していました。しかし、今では経営者から一般社員まで、あらゆる階層の人があらゆる場面・場所で使用し、単なるオペレーションとしての使用から、経営判断をサポートしたりコラボレーションによる問題解決に使ったりするようになっています。そういった変化を踏まえた上で、パッケージソフトウエアとして何ができるのか、あらゆる可能性を考え、ビジネスを進めています。
ただし、日本のお客様にはまだ景気回復の実感は薄いようです。そのため、当社のビジネスも決して楽観できる状況ではありません。それでも、多くのお客様は当社の製品に興味を持ってくれていることは事実です。ですから、このタイミングでSAPとしてどういった価値を提供できるのか、見定めてビジネスをすることが重要だと考えています。
当社で働く上で、最も重要なのはパッションがあるかどうかです。SAPという場で、いかに活躍するかという意欲と情熱を持つことが重要です。商談の成功のために、社長に直接話をし、商談に同席してもらうことも少なくありません。当社に入社された方は、ご自身の持つ能力を十分に発揮してほしいと思いますし、そうした環境を提供したいと考えています。
SAPの採用活動は長期的視点で
採用はともすると、その瞬間で良し悪しを判断してしまいがちです。しかし、個人の経験や能力は時とともに変わりますし、会社が必要とする経験やスキルも大きく変化します。そうしたことを考え、当社では、常に多くの方とお会いする機会を持ちたいと考えています。今のSAPで活躍する場がなくても、2年後、3年後にはどうしても必要な人材となる可能性は十分にあるからです。特に、際立った経験(専門性)や考え方を持っており、それが周囲の人に認められているような方にはぜひお会いしたい。専門性というのはITに限りません。例えば、学校の事務オペレーションに精通しているなど、何でも結構です。また、自分にはもっとできることがあると信じているような方にも門を叩いてほしいですね。
選考プロセスは、書類審査後に複数回の面接を行います。そこで、本当に当社で働きたいと思っているかどうかを確認させていただきます。営業系職種の場合は、販売実績も重要ですが、それよりも、誰に・何を・どのように売ったのかということを重視します。そのため、面接の中でプレゼンテーションをしていただく場合もあります。
いずれの職種も採用時に英語力は必要条件ではありません。しかし、ご自身のキャリアアップを図る上では、英語は絶対にできた方がよいでしょう。また、サービス系職種の場合、当社の認定資格である「SAP認定コンサルタント」を取得されている方を優先します。
当社では、「SAP Japan Career Community」を開設しています。メールアドレスを登録いただければ、当社から採用やセミナーのご案内を受け取れるというものです。定期的に情報をお送りしますので、現時点で興味のあるポジションが見当たらない場合は、ぜひご登録ください。
当社にはいろんな人を受け入れる懐の深い土壌があります。ITのバックグラウンドがなくても構いません。また、一度選考で落ちても、自分に向いていると思う別のポジションがあれば、再トライが可能です。かつてSAPを退職したことのある方が、2度目の入社、3度目の入社をしたという例もあります。
SAPでは常に多くの方とお会いしたいと思っています。お気軽にお問い合わせください。